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  • 執筆者の写真さと

憧れるのは

憧れるのは


心が渇いて あなたの歌を聴く

かすかに聞こえる フレットノイズ キュキュ


パンケーキのラズベリみたいに 甘酸っぱいアクセント


 憧れるのは 幼い私

 清らかだった あの頃の私

 難しいことは 何も要らない

 曇りなく微笑むあなたが 愛しい


心が渇いて 彼女を思い出す

小さな胸をふるわせて すべてきにときめいていた


何も知らない少女は そうして大人になっていく


 憧れるのは 幼い私

 清らかだった あの頃の私

 世渡りのすべは 何も要らない

 曇りなく見つめるあなたが 愛しい


大きな愛に抱かれて 光に溶けていく

陽だまりのような人に どうか 愛されて

陽だまりのように人を どうか 愛して


 憧れるのは 幼い私

 清らかだった あの頃の私

 難しいことは 何も要らない

 曇りなく微笑むあなたが 愛しい


 憧れるのは 幼い私

 清らかだった あの頃の私

 世渡りのすべは 何も要らない

 曇りなく見つめるあなたが 愛しい


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