世界7不思議クイズ!08の答え
- acousticlife111
- 3月27日
- 読了時間: 3分
世界7不思議クイズ!08の答え。
A.紀元前2世紀。
古代やないかーいΣ(゚□゚︎`)
ここまで7問のクイズをご覧いただいて、気づいた方も多いことでしょう。「え?現存してないヤツが多くない!?」と。そうなのです。『世界7不思議』という言葉が有名なわりに「世界7不思議を観に旅に行く」という人はあまり見かけないですよね。
その謎がコレ。『クフ王のピラミッド』以外はまともに現存していないからなのです。そしてそれも、制定が紀元前2世紀というなら納得ですよね。
新・世界7不思議が2007年に制定されている!
そういうわけで、『新・世界7不思議』が2007年に世界中の投票をもとに再制定されています。
中国の万里の長城(中国)
タージマハル(インド)
古代競技場コロッセオ(イタリア)
ペトラ遺跡(ヨルダン)
コルコバードのキリスト像(ブラジル)
マチュピチュ(ペルー)
チチェン・イツァー(メキシコ)
【殿堂入り】ギザのピラミッド(エジプト)
おぉ!これならなんかワクワクしてくる感じですよね(*'▽')
ちなみに、中世にも世界7不思議は再制定された過去があります。
古代競技場コロッセオ(イタリア)
アレクサンドリアのカタコンベ(エジプト)
万里の長城(中国)
ストーンヘンジ(イギリス)
ピサの斜塔(イタリア)
大報恩寺瑠璃塔(中国)
聖ソフィア大聖堂(トルコ)
14世紀以降とみられていますが、制定の年も選者も不明です。
世界であれやこれが有名なのは『世界7不思議』と評されていたからかー!と納得させられますね。世界中で海外旅行が流行り、その成果として本やテレビ番組が多くまとめられたのは20世紀後半のこと。だから2007年版の『世界7不思議』よりもこちらの中世版のものたちのほうが、定番観光地という印象が強いかもしれません。
あと20年もすると2007年版のほうが一般化しているかも?ピサの斜塔なもど近年はあまり騒がれませんね。
実は「不思議スポット」ではなかった!
日本人にとって『世界7不思議』とは、「不思議な場所」「神秘的な場所」という印象がありますよね。
しかし実は、外国の人びとはそうは思っていなかったりします。
「Seven Wonders of the World」という英語の「Wonders」が日本語に訳される際に「不思議な」とされたのです。「Wonders」にはもともと「驚くべき」「賞賛すべきもの」といった意味があり、制定の理由はどちらかと言えば、「こんな大きなもの造ってすごかったね!」といったニュアンスが強かったのです。
日本人は「不思議な」と解釈したため、オカルトチックな取り上げられ方をするようになりました。しかしそれは、引っ込み思案な日本人を海外旅行のロマンに駆り立てたと言えるでしょう!
また、ギザのピラミッドをはじめとして、遺跡は霊的な体験をすることが少なくなかったり、スピリチュアルな人が集まりやすかったりするので、「不思議な場所」というニュアンスも間違ってもいせん。