ひといきコラム♪~ブッシュドノエルってどういう意味?~
- acousticlife111
- 4月8日
- 読了時間: 2分

たまにはコラム形式で、世界のお話をしましょう(*'▽')
スイーツの名前って、聞きなれない響きのものが多いですよね!
海外から来ていて、その国での名前がそのまま呼ばれるので、英語圏でない国のものは特に、「どんな意味だ!?」となりやすいです。
そんな不思議ネームの1つが、ブッシュドノエルではないでしょうか?
クリスマスケーキの定番ですね!
ブッシュドノエルはフランス生まれのケーキです。
ブッシュは丸太、切り株、薪といった意味。
ノエルはクリスマスの意味。
すなわち、ブッシュドノエルとは、「クリスマスの切り株」です(*'▽')
そう。ブッシュドノエルって、ロールケーキ型をしているだけでなく、切り株のような装飾を施されていることが多いハズ!ナチュラルでかわいくて、洒落ていますよね♪
実は、クリスマスにホールケーキを食べるのは日本くらいなもの。
そしてフランスではブッシュドノエルが愛されてきました。
なぜクリスマスに切り株ケーキなのでしょうか?
これには諸説あり、「イエス・キリストの誕生を祝って夜通り薪をくべていたから」「クリスマスに燃やした薪の灰が厄除けになったから」など3つも4つも言われがあります。
しかし、私がフランスに行ったときに、フランス人のパティシエさんに聞いたら、こんな答えが返ってきました!
「どうしてって?ロールケーキは簡単だからよ(^_-)-☆」
だって!Σ(゚□゚︎`)
この人の話が真実かはわかりませんが、「お手軽に作れるから」という理由でブッシュドノエルをクリスマスのテーブルに演出してきた家庭は少なくないようです!
「簡単だから」という言葉に、私は驚きました。
フランス人って、すごく丁寧に料理をする印象があったから。フランス料理って、フルコースで有名ですものね!
でもね、それも勘違いであることが、このときにわかったのです。
日本のフランス料理店や結婚式で見られるフルコースは、「フランス料理」ではなくて、「フランス宮廷料理」なのですね。
フランスの一般家庭は、あんな手のこんだフルコースを食べたりしないのです(≧∇≦)むしろ日本の家庭料理よりもシンプルだったりします。
2010年くらいに、『フランス人は服を10着しか持たない』といった名前の本が話題になりましたが、私たちが想像しているよりも、フランス人って質素なのですね~
オシャレな国民性ではありますが、ぜいたくでもないのです。